お体の症状について
ぎっくり腰
ぎっくり腰は、不自然な姿勢が続くことや急な動作などでおこる腰痛で
「急性腰痛」や「腰椎捻挫」などとも言われています。
重い荷物を持ち上げた時にギクっ!となるイメージが大きいと思いますが、
それ以外にも、物を拾おうとして前屈みになる、くしゃみをする、
階段を上がるなど、ちょっとした動作で発症することもあります。
さまざまな原因が考えられますが、長時間の立ち仕事や中腰などの不自然
な体勢、姿勢の悪さ、疲労、運動不足、冷え、肥満、体のかたさ、古傷、
ストレスなどがあげられると思います。
その中でも、筋肉疲労や背骨のゆがみや骨盤のゆがみがあることで起こり
やすいとされています。
そこに、前屈やくしゃみのような動作が引き金となって発症するケースが
大半ですが、中にはもともと腰の状態悪く、特に無理な動作をしたわけ
ではないのに急に発症するケースもあります。
しかし、ぎっくり腰が起こる時には、その前から腰の重さやだるさ、
といった前触れがある事が多い気がします。
その腰の重だるさを放置すると、段々と筋肉に無理がかかり疲労し始めます。
疲労して強張った筋肉には「酸素」や「ミネラル類」という筋肉を正常に
働かせる栄養が行き渡らなくなってついに「もうダメだ」と悲鳴を上げるのです。
そうなると、魔女の一突きとも言われるぎっくり腰の
「ギクッ」とか「ズキン」という鋭い痛みになって、
ぎっくり腰ができあがってしまいます。
筋肉に強張りや短縮のない腰の状態からぎっくり腰を起こそうと思うと
そうとう無理をしないと、ぎっくり腰にはなりにくいと思います。
日頃から、カラダのメンテナンスが重要で腰や脚がつらいと思ったら
ケアをしっかり行うことが予防に繋がります。