背中の痛みの原因
背中の痛みは、さまざまな原因が考えられます。
姿勢の問題や筋肉疲労が多いのですが、その他にも
●筋・骨格系・・・・脊椎後弯症・脊椎側湾症・変形性脊椎症・脊柱管狭窄症
・椎間板ヘルニアetc
●内臓系・・・呼吸器・循環器・泌尿器・消化器・生殖器etc
●神経系・・・肋間神経痛・胸郭出口症候群・帯状疱疹etc
というかんじで、背中には関連痛といった症状がでる箇所でもあります。
その他にもスポーツ中や交通事故のよる転倒や衝突でおこる捻挫や打撲
骨折などのケガや外傷でも痛みがでます。
そういった可能性があるならば、普段からかかりつけ医がいる場合は
相談してもいいかもしれません。
ここでは、姿勢の問題や筋肉疲労について書いていきます。
背中の筋肉を疲労させる主な要因には、
・背筋を使った運動
・姿勢の悪さ
・長時間同じ姿勢でいることによる緊張
・肩こりや腰痛による間接的な負荷の増加
などがあります。
背骨は、首から腰(お尻)まで、体の中心を通って体が崩れないように
まっすぐに保つ役割を果たしており、頭蓋骨、肋骨、骨盤、
手足の骨など、体中の骨と密接なつながりがあります。
そのため体のあちこちで「ゆがみ」が生じると、その影響で背骨にも
歪みや変形が生じやすくなります。
例えば、股関節や骨盤、肩甲骨といった大事な骨や関節の歪みは、
背骨への影響はとても大きいです。
背骨がゆがむと、背骨やその周辺の組織にも大きな負担がかかるように
なります。
その結果、筋肉が負担になり背中が痛んだり、骨や靭帯などがおとろえて
周囲の神経や血管が圧迫されることで痛みを生じることもあります。
その他にも、デスクワークやパソコン、スマートフォンや携帯ゲーム、
家事など首や背中が丸くなる長時間の前屈みの猫背姿勢で背中の
筋肉が常に引っ張られて緊張した状態が続くと、血液やリンパ液の
流れが悪くなり老廃物が溜まって痛みや違和感を感じるようになります。
また、スポーツでの筋肉疲労でも同じことが起こります。
背中はとても多くの症状があります。
その多くの症状に対応できるように、整体やアロマ、ボディリラクゼーションと
いろいろなコースのご用意があります。
病院に行って、どこも悪くありませんと言われた方は、一度ご相談ください。
脚(足)の痛み
脚(足)の痛みで悩んでいる人は、子供から大人まで女性も男性も全ての人が
一度は経験があるのではないでしょうか?
脚(足)の痛みの原因は、筋肉の炎症だったり、靭帯や腱の損傷、
転んで外傷によるもの、骨格の歪み、筋膜のねじれ、神経障害、
血管の異常、その他にも内臓などの病気で起こることもあり、
とにかく多くの原因があります。
例えば、長距離を歩いたり、激しい運動をした後は、
足がだるいや疲れる、痛いといった症状がでると思います。
筋肉が疲労することによって、足の血液中に老廃物が溜まってしまい、
だるさや疲れ、痛みを引き起こすのです。
また、足の血流が悪いと老廃物が溜まりやすく、これも足のだるさや疲れ、
痛みの症状に繋がります。
血流が悪くなる原因として、長時間立ったまま作業をしている・
長時間同じ姿勢で座っているなど、
足の筋肉をあまり動かしていない事が考えられます。
足の筋肉をあまり動かしていない事が考えられます。
筋肉を動かしていないという事は、運動不足や肥満も血流が悪くなりますね。
その他にも、妊娠中にお腹の赤ちゃんが成長して、子宮が大きくなり、
足の付け根にある血管を圧迫し、下半身の血流が悪くなりやすくなります。
また、お腹が大きくなればカラダを動かすのが大変なため、
運動不足にもなってしまいます。
妊娠中も仕事をしている人は、特に注意が必要です。
デスクワークで長時間座りっぱなしや立ちっぱなし、同じ姿勢のまま
動かないでいると、足に老廃物が溜まりやすくなりだるさや疲れ、痛み
を引き起こしてしまいます。
足のしびれや足がつってしまうことも妊婦さんには多いです。
他にも病気が原因で足が辛く、痛みになることもあります。
下肢静脈瘤などは、女性に多くみられる血管の病気です。
静脈の弁が壊れて血液が逆流し、凸凹したこぶのような感じになったり
だるさや痛み、むくみ、かゆみ、湿疹などの症状がでます。
そんな時は、早めに病院を受診することをおすすめします。
そして、もっとも多い原因としてあげたいのが骨格のアライメント異常です。
骨格の歪みがあると、いろいろなところに負担がかかってきます。
例えば、股関節の歪みがあると、
股関節⇒膝⇒足首⇒足底へと歪みが連鎖していきます。
そうなると、脚の付け根の痛みや膝の痛み、足の裏、足の指など
痛みが発生することが多いです。
カラダ全体の骨は、約208個の骨があると言われていますが、足の骨は
脚部を除いて片足26個で両足52個で構成されています。
足の骨は、カラダ全体の4分の1を占める骨の数があり、これらの骨が
靭帯や関節包でがっちり繋がっていて、カラダを支える基礎で、
非常に重要な部位なんです。
アライメント異常で、特に多い関節の痛みは、
①股関節の痛み
歩いている時に脚の付け根が痛い、かがんだ時やあぐらをかくと痛い、
開脚した時に痛い等があります。
②膝関節の痛み
歩いている時に膝が痛い、階段の上り下りで膝が痛い、
膝が痛くて正坐ができない等があります。
③足関節の痛み
歩いたり走ったりした時に足首が痛い、階段の上り下りで足首が痛い、
かがんだ時に足首が痛い
④足裏の痛み
偏平足や足底筋膜炎などで、足裏が痛い
他にも、足の痛みに関連して現れやすい症状があって、
足のしびれ・足の筋肉の痙攣・脚の筋肉がつる・脚の肉離れ・足の冷え
足の多汗症・変形性股関節症・変形性膝関節症
アライメントが悪くなっている状態での、脚(足)痛みの現れは様々です。
とにかく、足はとても多くの症状があります。
その多くの症状に対応できるように、整体やアロマ、ボディリラクゼーションと
いろいろなコースのご用意があります。
どこに行っても良くならなかったという方は、一度ご相談ください。
手・腕のしびれ
手や腕のしびれを伴う症状には、テニス肘(上腕骨外側上顆炎)、頸椎椎間板ヘルニアや頸椎症性神経根症、脊椎空洞症、胸郭出口症候群などがあります。神経性のものと血管性のもの、ホルモン分泌の異常によるもの、心因性のものなどさまざまな原因が考えられます。
テニス肘(上腕骨外側上顆炎)
肘関節の外側や内側の部分に炎症がおこる症状です。テニスをしている人に多い障害のため、テニス肘とも呼ばれますが、テニスとは関係なく、家事労働やパソコン作業が原因でなることもあります。主に短橈側手根伸筋の起始部が肘外側で障害されて痛みがでます。 この短橈側手根伸筋は手首(手関節)を伸ばす働きをしています。
アキレス腱断裂
アキレス腱断裂は、踏み込み・ダッシュ・ジャンプなどの動作でふくらはぎの筋肉(下腿三頭筋) が急激に収縮した時や、着地動作などで急に筋肉が伸ばされたりした時に発生します。病院で、断裂したアキレス腱を直接縫合する手術治療やギブスなどの保存治療があります。治療後のケアが大事で、きちんとケアできないと足首に違和感が残ってしまいます。
足底腱膜炎
縦のアーチと横のアーチによって作られていて、足はクッションとなり、体重の支持、衝撃を吸収しています。足底腱膜は縦アーチを支える重要な役割をしていて、歩行やランニング、ジャンプなどの使い過ぎでその腱膜が炎症を起こして痛みになっています。偏平足やアーチの低下でも痛みがでます。足底筋膜炎ともいうことがあります。
足のしびれ
老化による体の機能の低下や筋肉・腱などの疲労によるしびれや、末梢神経の圧迫によるもの、血流が滞って起こるもの、脳や血液の病気によるもの、などが挙げられます。原因がわからずに全く前触れもなく突然起こるような原因不明のしびれに関しては要注意です。
アキレス腱炎
アキレス腱炎は、アキレス腱及び腱のまわりの組織に炎症を起こした状態で、腱のまわりの炎症をアキレス腱周囲炎といいます。アキレス腱は、ふくらはぎの筋肉(腓腹筋、ヒラメ筋)とかかとの骨(踵骨)をつなぐ体の中で一番太い腱です。この腱は、ふくらはぎの筋肉の力をかかとの骨に伝える役目をしており、つま先立ちやランニングなどの動作を可能にします。
偏平足
偏平足とは土踏まずが無い足のことで、症状はほとんどの人が無症状です。偏平足の原因で多いのは、体重の増加による足への負担増か、足の裏の筋力低下などによって縦アーチが緩み、なくなってしまう為です。偏平足は足が受ける衝撃を吸収しにくくなってしまう為、疲れやすくなります。
外反母趾
外反母趾とは、親指が小指の方へ曲がっている状態です。身体の中心線から見て、親指が外側に曲がっているために外反母趾と呼ばれています。多くは足の横アーチを形成している靭帯が緩んでしまい、足指の機能が低下して弱った足先が外側に曲がって変形してしまいます。
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