整体のお話
距骨がズレるとどうなる?足元から健康を守る大切な骨のお話
「お客様から距骨を治してほしい!」
と言われました。
「お~!距骨って知ってるんだ~」
と叫んでました(笑)
一般の方でも距骨について知識が広まっていますね。
今回は、足元の健康を支える 「距骨」 についてお話しします。
距骨とは?その役割と重要性
距骨(きょこつ)は、足首の中央に位置し、以下のような役割を果たしています:
- 脛骨(けいこつ)と腓骨(ひこつ)という【すねの骨】と踵骨(かかとの骨)をつなぐ
- 上半身の体重を支える
- 歩行やジャンプで安定性と柔軟性を提供
しかし、距骨には筋肉が付着していないため、非常にズレやすい骨でもあります。
そのズレが身体全体に影響を与えることを知っていますか?
距骨がズレる原因とは?
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捻挫や外傷
捻挫により靭帯が損傷し、距骨の位置が不安定になることがあります。足首をひねると、距骨周囲の靭帯が伸びたり損傷することがあり、結果的に距骨の安定性が損なわれます。捻挫が治らないまま放置されると、距骨が元の正しい位置に戻りにくくなり、さらにズレが悪化することもあります。 -
足の形状や歩き方の偏り
偏平足や(足の土踏まずが低い)やハイアーチ(足の土踏まずが高いといった足の形状の違いにより、足首にかかる力が均等でなくなり、距骨がズレやすくなります。
O脚・X脚などが足首に偏った負荷を与え、など足の軸が乱れていると距骨周りに偏った負荷がかかり続け、ズレの原因になります。 -
筋肉のアンバランス
足首周囲の筋肉の柔軟性や強度が不足すると、距骨の位置が崩れやすくなります。例えば、ふくらはぎやアキレス腱が硬くなると、距骨を下方向に引き込みやすくなり、ズレが発生しやすくなります。逆に、足底筋やすねの筋肉が弱いと、距骨の安定性が低下し周囲の靭帯や筋肉だけでは支えきれなくなります。 -
靴の影響や長時間の負荷
かかとが高い靴や硬すぎる靴、フィットしない靴などを履き続けると、距骨に余分な負担がかかり、位置がずれやすくなります。また、長時間の立ち仕事や重いものを持つ習慣があると、距骨に疲労が蓄積し、徐々にズレが生じることがあります。
距骨のズレが身体に与える影響
距骨がズレると、次のような症状が現れることがあります:
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足首の痛みや不安定感
足首の動きが制限されることで膝や腰に余分な負担がかかります。痛みや可動域の制限が生じます。さらに、足首を使う動作のたびに違和感や痛みが出ると、無意識のうちに足首をかばう動きをするようになり、他の関節や筋肉に負担がかかります。
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膝や腰への負担増加
足首の動きが制限されることで膝や腰に余分な負担がかかります。痛みや可動域の制限が生じます。さらに、足首を使う動作のたびに違和感や痛みが出ると、無意識のうちに足首をかばう動きをするようになり、他の関節や筋肉に負担がかかります。
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体全体のバランス低下
距骨がズレることで足の重心が安定しなくなると、身体全体のバランスが崩れます。たとえば、片足立ちがしにくくなったり、歩行時に片側へ体が傾きやすくなります。このバランスの乱れが肩こりや首の痛み、さらには頭痛などにもつながり、全身に影響が広がります。 -
血行不良やむくみ
距骨のズレが原因で足首周りの血流が悪くなると、むくみや冷えが発生しやすくなります。特に、足首周りの血管やリンパの流れが悪化することで、末端冷え性や足のだるさを引き起こし、日常生活に支障をきたします。
距骨のズレを防ぐ方法
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ストレッチと筋トレ
ふくらはぎやすねの筋肉、足首周りのストレッチを行い、筋肉や靭帯の柔軟性を保つことが重要です。足の指や足裏の筋肉を強化するトレーニングも行うと、距骨の安定性が増します。
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正しい靴選び
足にフィットする靴や、アーチサポートのある靴を選ぶことで、足首への負担を軽減できます。かかとの安定性が高い靴や、インソールも効果的です。 -
『ちゅ楽』へ相談相談
距骨のズレを修正するのは、自分でやるのは難しいため、予防でストレッチや靴選びは大切ですが、ズレてしまったと感じたら、「ちゅ楽」へご相談ください。距骨をはめ込み、足のまわりの筋肉や靭帯の緊張をほぐし、距骨を正しい位置に戻す手助けをします!
距骨は、全身の健康に影響を与える非常に重要な骨です。
正しいケアを行い、足元から健康な体づくりを目指しましょう!
お気軽に「ちゅ楽」までお問い合わせください!
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この記事を書いた人
沖縄生まれ沖縄育ち、
カラダがツラい時に頼れる存在です。
佐久眞 正己
Sakuma Masami
25年以上の実績と経験を重ね、変形性股関節症・脊椎管狭窄症・椎間板ヘルニアなどの重い症状で悩まれている方の施術も多くしてきました。
カラダの痛みや体調不良でお悩みの方のココロとカラダのケアをサポート致します。
少しでも多くの方に健康な体になって日常生活を楽しく送ってほしい。
だからこそ一人一人に真剣に向き合い症状に合わせたケアをじっくりしていきたい。
そんな思いをカタチにするためにちゅ楽を始めました。
独自の「運動療法と徒手療法を総合させたアプローチ」を行い、幅広い知識と経験でお客様に合わせた最適なケアを行っていきます。