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良い姿勢
世界陸上見てますか?
女子マラソンで福士加代子選手が銅メダルとりました。
おめでとうございます♪
テレビを見ていて、一生懸命に走っている姿って、
本当にすばらしいと思いました。
さて今回は、姿勢について書いていきたいと思います。
良い姿勢でいることは、肩こりや腰痛の予防・改善
にもつながります。
しかし、日常生活や仕事で長時間椅子に座ってパソコン
していたりすると、気が付くと姿勢が悪くなっている・・・
ということはよくあります。
良い姿勢を維持することが肩こり・腰痛の予防になるんです
これは、基本的な立位姿勢です。(綺麗な姿勢ですね)
立位姿勢のアライメントは、くるぶしのやや前、膝のやや後ろ、
大腿骨の大転子(お尻の横の出っ張った骨)、肩関節の肩峰、
耳のやや後ろを通ります。
これが重心線です。
脊柱は、生理的弯曲といって、頸椎と腰椎が前弯、
胸椎と仙骨が後弯しています。この脊柱の4つの弯曲は
重心線とも関係していて、バランスよくできています。
「腰椎前弯+骨盤前傾」が過度になると、
胸椎の後弯と頸椎の前弯が増して姿勢が悪くなり、
肩こりや腰痛も起こりやすくなりますので、
腹直筋や大臀筋、ハムストリング等の筋力強化をバランスよく
することが重要です。
もちろん、筋力強化だけではなく、腸腰筋(大腰筋)や
四頭筋(太ももの筋肉)の柔軟性も大切です。
良い姿勢の直立姿勢は、骨盤がまっすぐで腰椎に
生理的な前弯があります。
しかし、前かがみになっていくと、骨盤が後傾してきます。
腰椎がまっすぐになり、やがて後弯していきます。
腰椎は屈曲(前屈)の可動域が大きいので、
その分椎間板の負担も大きくなります。
ヒトが重いものを持つときや、姿勢が悪くいつも
「腰椎後弯+骨盤後傾」の状態にしていると、
筋肉や椎間板に負担がかかります。
良い姿勢は、骨盤がまっすぐで腰椎に生理的な前弯が
ありますが、「腰椎前弯+骨盤前傾」が過度になると
腰痛が起こりやすくなります。
逆の「腰椎後弯+骨盤後傾」の状態でも、椎間板の負担が
大きく脊柱後方には神経根があり、神経を刺激して腰痛や
下肢の痛みやシビレを伴うこともあります。
難しい話になってしまいましたが・・・
肩こり・腰痛の予防や改善には、筋力強化や筋力の柔軟性が
とても大事で、正しい姿勢でいることが重要なことです。