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腰の痛みと座ること

私の腰痛との出会いは、出産後1ヶ月ほどした頃でした。

ある日、道を歩いていると突然股関節に激痛が走り、

歩くことが出来ずその場にうずくまってしまったのです。

整形外科で調べてもらうと、椎間板がつぶれているとのこと。

股関節の痛みはそのせいでしょう、そう説明を受けました。

それから四半世紀、

腰の痛みは、ある意味仕方のないものと、

だましだまし腰痛と付き合ってきました。

なにしろ、日本人の4~5人に1人が腰痛持ちと言われているわけですからねぇ、

私もその一人なのね…と、半ばあきらめの境地でおりましたよ。

数年前に、今のヨガの師と出会い、ヨガの視点から見る腰痛への対応が、

それまで私が知っていたものとはあまりに違うことに驚きました。

その後、私が「腰が痛い」と言わなくなった、とちゅ楽のスタッフから指摘され、

自分では気づかないうちに、改善してきていることを知ったのです。

まぁ、この辺りのお話は長くなりますので、また別の機会にいたします。


ちゅ楽へいらしてくださるお客さまのお悩みで多いのも、肩こりと腰痛です。

なかでも、腰痛を訴えるお客さまが最近増えてきたように感じています。

腰痛の原因は、多々ありますが、最近よく言われているのが、

長時間座っていること。

普段は立って動いていることが多い仕事の私ですが、

たまには事務仕事でパソコンに向かっていたりします。

そうすると腰が~。

たかが数時間でこれですから、

デスクワーク中心のお仕事をなさっている方々のご苦労はいかばかりかと…。

スタンフォード大で健康心理学を専門とするKelly McGonigal氏によると、

「立った姿勢では体重が分散するが、座ると背骨の自然なカーブが歪み、

背中を支えるために背中の筋肉に特別の力が加わる」

「デスクワークは我々の身体と精神の大きなストレスを与えている。」そうです。



そんなわけで、長時間座ってお仕事をなさっている皆さま、

出来うる限り、時々立ち上がって歩いてくださいね。

加えて、背中を鍛えてあげることも大切です。

強くしなやかな背中を作って、腰痛とさよならしたいものです。
 

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