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股関節の構造

股関節は骨盤と大腿骨から構成されていて、
骨盤の寛骨部分に寛骨臼というくぼみがあり、
そこに大腿骨がはまるような形で
股関節が形成されています。
 
また強力な靱帯によって補強されているため、
安定性の高い関節となっています。
 
 
 
大腿骨頭と呼ばれるボールのような形の骨で
寛骨臼というくぼみがソケットのような部分になって、
そこに納まって骨盤を支えます。
 
DSC_0144.jpg
 
股関節ではこのボールのような骨が
ソケットの中で前後左右、回る動きをします。
 
ボールの表面は軟骨で覆われており、
ソケットの中も同じように軟骨で覆われています。
 
軟骨は衝撃を吸収するクッションの働きや、
軟骨同士のすべりも非常にでやすいので、歩いたり、
階段を上り下りしてもスムーズに関節が動き、
機械のようなギクシャクした動きになる事もありません。
 
 
いろいろな動きが出来るのも股関節がこのように
ボールとそれを入れるソケットのような形で軟骨に
覆われているから、自由に動けます。
 
 
 
股関節症のような病気になると軟骨の表面がすり減って、
スムーズな動きができなくなってしまいます。
 
 
このボールとソケットの位置関係が非常に大事で、
それが股関節の動きをスムーズにし、
周りの筋肉への負担を軽減することにも繋がります。
 
 
「股関節がかたいな~」という方は、
股関節の位置関係が悪く、周りの筋肉に負担をかけてしまって
ないでしょうか?
 
 

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