アロマのお話
アロマと森林浴
ちゅ楽の窓から見える銀杏の葉が日に日に濃い緑色へと変わっていっています。
「目に青葉」をと言われるように、新緑の季節と言えば、「緑の葉っぱ」と連想するくらい
私は4月5月の頃の浅い緑色をした葉っぱが大好きです。
黄味がかって透き通るような緑の葉は、一年中でこの時期だけですよね。
この春は家の中で過ごす時間がほとんどで、緑の中へと出かけていくことはできなかったので、
家の窓から見える木や、買い物に出た時に見かける近所の緑で目を楽しませておりました。
だけど、何かが足りない!
何だろう?
香りが足りないんです。
あの何とも言えない清々しい香り!
空気も瑞々しく柔らかく甘く感じます。
思わず深呼吸したくなりませんか?
緑は目に優しいだけでなく、緑の発する香りも私たちは感じているのです。
遠くから眺めるだけでは、この香りや空気感がないのですね…残念。
香りとは、揮発性の有機化合物です。
この感じ、化学のお話で頭が沸騰しそうなアロマスクールに通っていた頃を思い出します。
私達の感じている木々の香りはフィトンチッド(Phytoncide)と呼ばれることがあります。
どこかで耳にしたことがあるかもしれませんね。
Pyton=植物、cide=他の生物を殺す能力を有する、という意味のロシア語が語源だそうです。
歩き回ることのできない植物は、自らの生命を守るために、動物とは違った工夫をこらしています。
フィトンチッドもそのひとつ。
葉や枝や幹から、“他の生物を殺す”ことのできる揮発性物質を放出しているのです。
“他の生物を殺す”とは穏やかじゃない感じがしますが、
虫の嫌いな香りを出すことによって、虫に集られるのを防いでいるのです。
このフィトンチッドの多くは“テルペン類”と呼ばれる種類のもので、
樹木系の精油には必ずと言っていいほど含まれている成分です。
“精油の科学”には欠かせない存在です。
そうです、この香り=芳香成分を抽出したものが精油です。
抽出方法はいくつかありますが、水蒸気蒸留法を用いて抽出されることが多いですね。
水蒸気蒸留法をザックリ説明しますと、植物を蒸し器で蒸して立ち上る水蒸気を集めて、
その水蒸気を冷やして、水溶性の成分と油溶性の成分とに分離します。
かなりザックリですが、こんな感じ。
精油に含まれる成分には、テルペン類の他にもいろいろとあり、
その芳香成分の含まれている種類や量によって、精油の個性が決まります。
森林浴の時に感じている清々しさは、樹木が発している芳香成分の香りなんですね。
元々は木々が自らを守るための香りですが、私達人間に対しても大自然の恵みをお裾分けしてくれています。
○精神安定効果(リラクゼイション)など
○大脳皮質を活性化し調整力を高める
○高血圧を抑制
○神経系の緩和
○皮膚病・呼吸器系疾患の改善
○アレルギー性疾患の予防・回復など
○消臭効果
針葉樹林内で最も多くみられるα-ピネン(テルペン類の成分のひとつ)を吸入すると、
脳血流量が増加することなども報告があるそうです。
α-ピネンを多く含む精油を、お勉強のときなどにお部屋で芳香拡散するとよさそうですし、
お家でこもっていると、下肢を使うことが少なくなりがで、
そうすると、脳内の血流量もしがちになりますので、Stay home のお供にも良さそうです。
フィトンチッドの発散量は初夏の頃が一番多く、秋や冬は少なくないとのこと、
今、まさに森林浴シーズンなのですねぇ。
森林浴には、乱れた自律神経のバランスをとってくれる効果が望めます。
森林浴のといいますか、芳香成分の不思議と言いますか、
面白いことに、交感神経が優位になっている人には、副交感神経の働きがアップし、
副交感神経が優位になっている人には、交感神経の働きがアップし、
交感神経、副交感神経両者のバランスが取れることがわかっています。
新型コロナウィルスへの不安で緊張状態が続いたり、
慣れない自宅でのお仕事にストレスを感じたり、
もしかしたら、おうちモードでまったりしすぎている方もいるかもしれませんね。
緊張状態が続きすぎることも、まったりのんびりが続きすぎることも、
過ぎたるは及ばざるがごとし、バランスが悪いのです。
適度な緊張とリラックス、必要な時に必要な方の自律神経が働いてくれることが肝要です。
自律神経のバランスの乱れから、心身に不調が現れることはよく知られています。
そういう時は森林浴がおススメ。
若葉の季節にぴったりなリラックス法なのですが、なかなか森には行けない、そういうこともありますよね。
そんな時は、おうちで、サロンで、森林浴しませんか?
ちゅ楽のフィトアロマテラピーのコースでは、日本の森から採取された「精油」を使用しています。
木々の香りの素「精油」を使用して行われるアロマトリートメントは、まさに【森林浴】。
横浜にいながらにして、森林浴効果を味わえます。
森林の中で、ほのかに感じるテルペン類を始めとする精油成分による香りが、
疲れた体を癒し、やすらぎを与え、清々しい気分にさせてくれるように、
アロマトリートメントを受けたり、お家で芳香拡散したり、することで、
森林浴のように自律神経のバランスを取り戻すことが出来ます。
是非、ご体験くださいませ。
「目に青葉」をと言われるように、新緑の季節と言えば、「緑の葉っぱ」と連想するくらい
私は4月5月の頃の浅い緑色をした葉っぱが大好きです。
黄味がかって透き通るような緑の葉は、一年中でこの時期だけですよね。
この春は家の中で過ごす時間がほとんどで、緑の中へと出かけていくことはできなかったので、
家の窓から見える木や、買い物に出た時に見かける近所の緑で目を楽しませておりました。
だけど、何かが足りない!
何だろう?
香りが足りないんです。
あの何とも言えない清々しい香り!
空気も瑞々しく柔らかく甘く感じます。
思わず深呼吸したくなりませんか?
緑は目に優しいだけでなく、緑の発する香りも私たちは感じているのです。
遠くから眺めるだけでは、この香りや空気感がないのですね…残念。
香りとは、揮発性の有機化合物です。
この感じ、化学のお話で頭が沸騰しそうなアロマスクールに通っていた頃を思い出します。
私達の感じている木々の香りはフィトンチッド(Phytoncide)と呼ばれることがあります。
どこかで耳にしたことがあるかもしれませんね。
Pyton=植物、cide=他の生物を殺す能力を有する、という意味のロシア語が語源だそうです。
歩き回ることのできない植物は、自らの生命を守るために、動物とは違った工夫をこらしています。
フィトンチッドもそのひとつ。
葉や枝や幹から、“他の生物を殺す”ことのできる揮発性物質を放出しているのです。
“他の生物を殺す”とは穏やかじゃない感じがしますが、
虫の嫌いな香りを出すことによって、虫に集られるのを防いでいるのです。
このフィトンチッドの多くは“テルペン類”と呼ばれる種類のもので、
樹木系の精油には必ずと言っていいほど含まれている成分です。
“精油の科学”には欠かせない存在です。
そうです、この香り=芳香成分を抽出したものが精油です。
抽出方法はいくつかありますが、水蒸気蒸留法を用いて抽出されることが多いですね。
水蒸気蒸留法をザックリ説明しますと、植物を蒸し器で蒸して立ち上る水蒸気を集めて、
その水蒸気を冷やして、水溶性の成分と油溶性の成分とに分離します。
かなりザックリですが、こんな感じ。
精油に含まれる成分には、テルペン類の他にもいろいろとあり、
その芳香成分の含まれている種類や量によって、精油の個性が決まります。
森林浴の時に感じている清々しさは、樹木が発している芳香成分の香りなんですね。
元々は木々が自らを守るための香りですが、私達人間に対しても大自然の恵みをお裾分けしてくれています。
○精神安定効果(リラクゼイション)など
○大脳皮質を活性化し調整力を高める
○高血圧を抑制
○神経系の緩和
○皮膚病・呼吸器系疾患の改善
○アレルギー性疾患の予防・回復など
○消臭効果
針葉樹林内で最も多くみられるα-ピネン(テルペン類の成分のひとつ)を吸入すると、
脳血流量が増加することなども報告があるそうです。
α-ピネンを多く含む精油を、お勉強のときなどにお部屋で芳香拡散するとよさそうですし、
お家でこもっていると、下肢を使うことが少なくなりがで、
そうすると、脳内の血流量もしがちになりますので、Stay home のお供にも良さそうです。
フィトンチッドの発散量は初夏の頃が一番多く、秋や冬は少なくないとのこと、
今、まさに森林浴シーズンなのですねぇ。
森林浴には、乱れた自律神経のバランスをとってくれる効果が望めます。
森林浴のといいますか、芳香成分の不思議と言いますか、
面白いことに、交感神経が優位になっている人には、副交感神経の働きがアップし、
副交感神経が優位になっている人には、交感神経の働きがアップし、
交感神経、副交感神経両者のバランスが取れることがわかっています。
新型コロナウィルスへの不安で緊張状態が続いたり、
慣れない自宅でのお仕事にストレスを感じたり、
もしかしたら、おうちモードでまったりしすぎている方もいるかもしれませんね。
緊張状態が続きすぎることも、まったりのんびりが続きすぎることも、
過ぎたるは及ばざるがごとし、バランスが悪いのです。
適度な緊張とリラックス、必要な時に必要な方の自律神経が働いてくれることが肝要です。
自律神経のバランスの乱れから、心身に不調が現れることはよく知られています。
そういう時は森林浴がおススメ。
若葉の季節にぴったりなリラックス法なのですが、なかなか森には行けない、そういうこともありますよね。
そんな時は、おうちで、サロンで、森林浴しませんか?
ちゅ楽のフィトアロマテラピーのコースでは、日本の森から採取された「精油」を使用しています。
木々の香りの素「精油」を使用して行われるアロマトリートメントは、まさに【森林浴】。
横浜にいながらにして、森林浴効果を味わえます。
森林の中で、ほのかに感じるテルペン類を始めとする精油成分による香りが、
疲れた体を癒し、やすらぎを与え、清々しい気分にさせてくれるように、
アロマトリートメントを受けたり、お家で芳香拡散したり、することで、
森林浴のように自律神経のバランスを取り戻すことが出来ます。
是非、ご体験くださいませ。