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テニス肘(上腕骨外側上顆炎)で悩んでいませんか?
ちゅ楽で、カラダの悩みを相談して、
カラダの変化を実感してください。
横浜市青葉台にある
整体&アロマ「ちゅ楽」の佐久眞です。
テニス肘って知ってますか?
肘の外側に痛みを引き起こす状態です。
テニスをしている人だけがなる症状ではないですが、
テニスをしている人に多い症状のひとつです。
日本のテニス人口は、約343万人いるそうです。
その人達がみんなテニス肘を経験しているのか?
そんなことは、決してありません。
手首や肩、腕の問題が肘の痛みに繋がっている
運動連鎖が関係しています。
特に腕橈骨筋の張りや使い方が重要と考えます。
詳しく書いても
ブログをしっかり読む人は
少数だと思いますので
痛くなった時の解消法だけでも
読んでみてくださいね
● 休息と活動制限
痛みを引き起こす動作を避け、腕を休めることが重要です。
これにより、炎症が和らぎ、回復が早まります。
●アイシングと温熱療法
・冷却:痛みがひどい場合、氷嚢や冷湿布を15-20分程度アイシングしましょう。
1日に数回患部に当てると炎症を抑えるのに役立ちます。
・温熱療法:炎症が落ち着いてきたら、お風呂につかって筋肉をリラックスさせ、
血流を改善することが効果的です。
●ストレッチとエクササイズ
ストレッチ:柔軟性を高めるために、腕や手首のストレッチを行います。
●サポート器具
サポーター:肘周りの圧力を分散させ、痛みを軽減するために
サポーターを使用することがおススメです。
●カラダのケア
手首の動きや肩~肩甲骨の動きが、とても大事です。
負担のかかっている箇所を見極めて、修正することで痛みの軽減につながります。
●正しいテクニックの学習
テニスやその他のスポーツを行う場合、適切なテクニックを学び、
過度のストレスを肘にかけないようにすることが重要です。
コーチやトレーナーの指導を受けることを検討してください。
これらの方法を組み合わせて実施することで
テニス肘の症状を和らげ
回復を促進することができます
痛みが続く場合や悪化する場合は
『ちゅ楽』へご来店ください。
カテゴリ:
(ちゅ楽)
2024年6月18日 20:28
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ちゅ楽で、カラダの悩みを相談して、
カラダの変化を実感してください。
横浜市青葉台にある
整体&アロマ「ちゅ楽」の佐久眞です。
自分のカラダを大事にしてますか?
私たちのカラダは
唯一無二の大切な存在です
病気やケガをしてから治療を考えるのではなく
日々の生活の中で予防の意識を持つことが大切です
日常生活で心掛けるべきポイントを紹介します!
1. バランスの良い食事
食事はカラダの基本です。
栄養バランスを意識し、野菜や果物、タンパク質、
炭水化物をバランス良く摂取しましょう。
過度な食事制限や偏った食生活は
健康を害する原因となります
2. 適度な運動
運動は体力を維持し
病気を予防する効果があります
週に数回、ウォーキングやジョギング
筋トレなどを取り入れることで、体力が向上し
病気に対する抵抗力が高まります
3. 質の良い睡眠
睡眠は心身の回復に必要不可欠です。
十分な睡眠時間を確保し
規則正しい生活リズムを保つことで
ストレスの軽減や免疫力の向上が期待できます
4. 定期的なカラダのケア
カラダのケアを定期的に受けることで
病気やケガの予防に繋がります
自分のカラダの状態を把握し
必要な対策を講じることが重要です
5. ストレス管理
過度なストレスは健康に悪影響を与えます。
リラックスできる時間を持ち
趣味やリラクゼーション法を取り入れることで
心身のバランスを保ちましょう
6. 水分補給
適切な水分補給は
体内の老廃物を排出し
代謝を促進します
1日に1.5〜2リットルの水を飲むことを目標に
常に水分を補給する習慣を身につけましょう
私たちの健康は、日々の生活習慣に大きく影響しています。
予防の意識を持ち、健康的な習慣を身につけることで
病気に強いカラダを作りましょう!
今日からできる小さな変化が、未来の大きな健康へとつながります!
皆さん一人ひとりが
健康で充実した日々を送れることを願っています
(ちゅ楽)
2024年6月10日 15:12
今回も猫背についてです。
そろそろ飽きてきた方もいるかもしれませんが・・・
懲りずに猫背について書いていきます。
1. 猫背は腰の柔軟性が大事
猫背は、胸椎(肩甲骨の間にある背骨)の後弯から始まって、背中が丸まってくるのですが、
しばらくの間は腰椎(腰の部分の背骨)の前弯を強めることで、胸椎の代償をおこなっています。
しかし、加齢に伴い腰椎の柔軟性がなくなり、前弯が減少し真っ直ぐになってくると、
胸椎の後弯を代償することが難しくなります。
すると、カラダがどんどん前に曲がり始め、猫背が悪化してくるということです。
・腰椎の前弯は、男女とも加齢とともに減少する。
・腰椎前弯の減少は、40歳代から始まる。男性は40歳代での減少が大きく、女性は徐々に減少していく。
・屈曲可動域(腰を前に曲げる)の減少は、40歳代以降から始まり、特に男性の可動域減少は大きい。
・伸展可動域(腰を後ろに反らす)の減少は、20歳代から始まり、特に女性の可動域減少は大きい。
という研究結果があります。
そのことから、腰椎の前弯は腰椎の伸展可動域と大きく関係しています。腰を大きく後ろに反らすには、
腰椎の前弯を増強させる必要があります。
逆を言えば、腰椎の前弯が減少していると腰を大きく後ろに反らすことができないので、
前かがみ姿勢になりやすいということに繋がっていきます。
猫背の進行を防ぐには、腰椎の前弯が減少しないようにする必要があります。
そこで大事なのが、腰を後ろに反らすということを維持することです。
40歳代から腰椎の前弯が減少することを考えると、20~30歳代から腰を後ろに反らすということを意識することで、
腰椎の前弯を維持できるかもしれません。それが、将来的に猫背を予防することに繋がるということです。
2.猫背と肩の関係
猫背の方で、肩の痛みや腕が上げづらいと訴えることは、とても多くいらっしゃいます。
腕を上げるには、肩関節と肩甲骨がバランスよく動くことが必要になります。しかし、猫背の場合には、
肩甲骨の動きが大きな問題になってくるのです。
肩甲骨は、腕を上げる時にいくつかの方向に動いています。
ここでは、詳しくは書きませんがまたの機会に「肩甲上腕リズム」で書きたいと思います。
ためしに、肩甲骨をしっかり押さえた状態で腕を上げる動作をしてみてください。
腕が上がりずらいことがわかると思います。腕をしっかり上げるためには、肩甲骨の動きが大切なんです。
猫背の場合、肩甲骨の動きの減少が大きいことは、いろいろな研究でわかっています。肩甲骨の動きが妨げられ、
腕がスムーズに上げられなくなり、それを無理やり上げようと筋肉で頑張ってしまう、すると肩の痛みや炎症で、
もっと腕が上がりにくくなるといった悪循環になってしまうという悪いループにはまってしまいます。
肩の痛みでお困りの方は、肩や肩甲骨の柔軟性を保つと同時に、肩甲骨動きに関する筋力を維持することと、
自分の姿勢が悪くなっていないか、猫背になっていないか確認してもいいかもしれませんよ。
3. まとめ
猫背にならないためには、腰の柔軟性がとても大事なんです。腰椎の前弯を維持することが猫背の予防に繋がります。
そして、腰椎の前弯の維持は、腰痛の予防にも大きな効果があります。
デスクワークで猫背になっていると思ったら、立ってカラダを伸ばしましょう!
そして、少しだけ腰を反らせて伸びをしてみるといいかもしれませんね。
肩こりや肩の痛みでも、猫背は大きく関係しています。猫背になってしまうことで、肩甲骨の動きに制限がでてしまい、
腕が上がりにくくなり、肩の痛みに繋がっていきます。
腰痛や肩こりの原因は、猫背のような悪い姿勢に問題があるのかもしれませんね。
猫背が筋力低下や背筋の脂肪が原因について興味があればこちらもどうぞ→
猫背について①
猫背が椅子に座る姿勢や前かがみの姿勢が原因について興味があればこちらもどうぞ→
猫背について②
猫背や姿勢のことで、お悩みの方は是非ご来店ください。
もちろん、肩こり腰痛、脚の悩み・・・etc
なんでもご相談ください。
青葉台で整体をお探しの方は、お気軽にご連絡ください。
(ちゅ楽)
2019年5月10日 15:18
最近は、ブログの更新やら調べもの等で、パソコンの前に張り付いていることが多く、長時間パソコンに向かった後にカラダを伸ばすと気持ちいいです。そう思うと長時間の座り姿勢が腰に与える影響は、相当に大きいのではないかと思います。
そこで、今回は座る姿勢が猫背などの影響を及ぼすのか?ということを書いていきます。
長時間、座って仕事をしている方は読んでみてください。
1.人のカラダは椅子に座るようにはできていません!
人が直立二足歩行するようになったのは、約700万年前と考えられています。しかし、人類がどのような経緯で直立二足歩行になったのかは、いろいろな諸説があります。
かつては気候の寒冷化が伴って、氷や雪の上を歩くためにやむなく立ったとか、体重が重くなり過ぎたから、草原で敵を早く発見するために立つようになった、あるいは立つ方が日射を受ける面が少なくなるので、「日射病回避説」など、とにかくいろいろな説があります。
前足を歩行に使わないこと、道具を造ったり物を運んだりできるようになるので、道具の使用と関係があるのではないか。
女性は子育て、男性が手で食糧を運んでくるという家族社会の成立と関係するという説もあります。
いずれにせよ、直立二足歩行によって「手」を自由に使え、今の洗練された歩行様式がデザインされてきました。
私たちは、生存のためにカラダを効率的に動かす方向に進化してきたのです。
しかし、現代の私たちは、進化の過程で得た自分のカラダに適合しない環境で生活しています。
デスクワークのお仕事は、1日の約10時間を椅子に座って過ごすことが多いと聞きます。
特にパソコンの急激な発展により、椅子に座る時間は急速に増えていることでしょう。
では、私たちが椅子に座る習慣はいつから始まったのでしょうか?
人は、平安時代から椅子を使い始めたそうです。
明治時代に入り、学校や役場で広く用いられるようになったと記録されています。
そうなると、日本人が椅子の生活を始めてからまだ150年しか経っていないんです。
人は、700万年という長い期間、二足歩行で歩くことに特化して進化して適応してきたわけですから、椅子に座る習慣なんてわずか150年です。
そう考えると、人が椅子に座るようになったのは極めて最近のことで、私たちのカラダは椅子に座ることに適応していないのかもしれません。
実際に、現代病と言われる腰痛やストレートネックのような頭が前に出た姿勢は、長時間の椅子に座っていることが原因のひとつだと考えられています。
2.前かがみの姿勢が猫背になってしまう
前回のブログでも書きましたが、猫背の原因の約4割は骨粗鬆症や椎間板の変性などで、残りの6割には背筋力の筋力低下や背筋の脂肪などが関係しています。
筋力低下や背筋の脂肪について興味があればこちらもどうぞ→
猫背について①
人は、長時間の座っている姿勢を維持するために綺麗な直立姿勢と前かがみ姿勢を使い分けながら、筋肉が固まってしまわないように、座りながらも動いています。
綺麗な直立姿勢で背筋を使ってシャキッとした姿勢でいると背筋が疲れてきて、背中を丸くして背もたれに寄りかかってしまうと思います。
それが長時間、前かがみの姿勢になっていると脊椎や靭帯への負担が増すとともに、背筋を全く使わなくなり、背筋力の低下に繋がっていくことになると考えられます。
座る仕事(長時間のデスクワーク)
↓↓↓
綺麗な姿勢(背筋を使っている)
↓↓↓
前かがみの姿勢になる(疲れてくるので背筋を使わない)
↓↓↓
背筋力の低下(生理的弯曲の減少)
↓↓↓
猫背になりやすい
前かがみの姿勢は、脊柱への負担が大きいことは、いろいろな研究でわかっています。
そして、背筋の中でも脊柱起立筋(背骨の両脇の筋肉)は、前かがみの座っている姿勢になると顕著に筋活動が低下します。
脊柱起立筋は姿勢保持筋で歩行や起立時に大きく活動しますが、長時間の前かがみの座る姿勢では活動することが失われるため、不使用に伴う筋委縮などが起こります。
そして、前かがみの座る姿勢が長時間続くと腰椎の柔軟性が低下してしまいます。
そのことについては、次回ブログで詳しく書いていきますね。
3.まとめ
人のカラダは、進化の過程で立って動くようにデザインされている気がします。
座ることには、まだ対応できていないかもしれません。
特に、前かがみの座った姿勢は、脊椎や椎間板への負担が大きく、背筋の筋力を低下させ腰椎の可動性を損なわせる可能性があります。
長時間の前かがみの座り姿勢は、猫背の原因のひとつだと考えます。
猫背や姿勢のことで、お悩みの方は是非ご来店ください。
もちろん、肩こり腰痛、脚の悩み・・・etc
なんでもご相談ください。
青葉台で整体をお探しの方は、お気軽にご連絡ください。
(ちゅ楽)
2019年4月 5日 16:09
久しぶりの投稿になってしまいまいした・・・
なかなか忙しくてブログに手がまわっていませんでしたが、4月からは気持ちを新たにブログ更新も頑張っていきます。
お客様の中には、とても姿勢を気にされている方が多いです。
特に、猫背になっていないか心配しているようなので、今回は「猫背」について書いていきます。
1.何故、猫背になってしまうのか?
猫背は、65歳以上の女性の約40%におこっている不良姿勢と言われています。
そして、何故、猫背になってしまうのか?
実は、猫背になってしまう理由は明らかになっていないのが現状です!
よく、骨粗鬆症や脊椎骨折、椎間板の障害が原因と言われていることが多いですが、猫背の人の約40%のことを言っていて、残りの60%については、いまだに明らかになっていません。
それに、猫背を悪化させる要因もわかっていないのです。
しかし、猫背が生活の質を低下させることや、猫背が死亡率を高めることは、いろいろなデータ
で明らかになっているんです。
それでは、残り60%の原因はなんでしょうか?
猫背になってしまう要因の一つは、「背筋」の筋力低下があげられます。
猫背になってしまうということは、胸椎の後弯が強まり(背骨が後ろに湾曲する)腰椎の前弯が後弯してきてフラットバック(腰の骨が通常は前に湾曲しているのが、真っ直ぐになる)になっている状態です。
背筋の筋力低下は、胸椎の後弯が増強し、腰椎の前弯が減少することから、猫背の原因が 背筋の筋力低下だと考えられます。
加齢に伴い筋力が低下するのは、誰でも起こりえることだと思います。特に脚の筋力低下が大きいと言われていますが、実際は背筋力の低下が大きいというエビデンスが多く存在します。
性別に関係なく、手の筋力(握力)、脚の筋力(膝を伸ばす力)の低下よりも明らかに背筋力が低下することが明らかになっています。
ということは、加齢に伴う背筋力の低下が猫背の要因になっていることが考えられます。
2.背筋力の低下は、背中の脂肪が原因?!
高齢になると筋力は低下する。
これは誰でも想像できる老化現象のひとつです。
筋力は、25歳~30歳をピークとして以降減少していきます。トレーニングの仕方や量によってもぜんぜん変わってきますが、50歳代からは急激に筋力低下が進みます。
加齢にともなって減少してしまうのは、筋肉量だけではなく筋肉の質も関係しているんです。
筋肉の質というのは、「筋肉に含まれる脂肪の量」で決まります。
これは、赤身のような脂肪が少ない筋肉は質が高く、霜降りのような脂肪が多い筋肉は質が低いということです。
・赤身→脂肪が少ない→筋の質が高い
・霜降り→脂肪が多い→筋の質が低い
加齢により筋肉の脂肪含量は増えて、筋肉の質の低下が生じ、筋力が低下します。
筋力の低下が高齢者の身体機能の低下に繋がっていくということなんです。
ある論文結果によると
・全ての体幹筋において若者より高齢者に筋肉の質の低下が認められた(なんとなく想像できますが・・・)
・また男性より女性のほうが筋の質が低下していた(これも想像できます・・・)
・筋の質が低下しやすい筋は、腹直筋と脊柱起立筋であった(ふむふむ・・・)
まとめ
猫背の原因は、まだはっきりとはわかっていませんが、背筋力の低下が原因のひとつであり、
筋力低下には、筋肉の質が関与しているということです。
背筋をトレーニングすることによって、背筋力を維持し、猫背を予防・改善に繋がります。
そして、脂肪を溜めすぎないということも大事ですからね。
猫背が気になる方や猫背を予防したい方は、是非この機会にお受けください。
青葉台で整体をお探しの方は、お気軽にご連絡ください。
まだまだ、猫背についてはいろいろあるので、次回に書きたいと思います。
(ちゅ楽)
2019年4月 2日 18:11
梅雨明け宣言からまだ数日しか経っていませんが
早くも猛烈な暑さに夏バテ気味になっている方も多いのではないでしょうか。
かく言う私も実は夏バテ気味で、
梅雨明けから胃のあたりがずっとシクシクしております。
夏バテは自律神経失調症!!!
暑い日が続いてくるとこんな症状が出てきませんか?
・全身のダルさ。寝てもスッキリしない。
・胃腸の調子が悪くなり、食欲が低下する
・眠りにくい
はい。私は全部当てはまります。夏バテ確定です。
では何故このような症状が出て来るのか。
上に挙げた症状は自律神経失調症の症状でもあります。
自律神経には、交感神経と副交感神経があります。
さまざまな臓器を調整する役割を担っており、
自分の意志では調整が出来ません。
主に交感神経は「動・緊張」、
副交感神経は「静・弛緩」の働きをしており、
シーソーのようにバランスを取りながら私たちの体の恒常性を保っています。
私達が考えたり、動いたり、などの生命活動を行うと、
自律神経細胞の中で活性酸素が生じ、酸化が起こることで疲労が生じます。
何らかの現認で自律神経中枢の働きが過剰になると、
疲労の回復が追い付かず、神経細胞がさじついて傷ついた状態になってしまいます。
そうすると本来の機能が果たすことが出来なくなる、
これが自律神経失調症です。
夏バテも自律神経に負担がかかり過ぎて起こる、
いわば「夏特有の自律神経失調症」といえます。
自立神経の不調が起きやすい人ほど夏バテしやすくなります。
自律神経を夏バテさせる原因はこれだ!!
①高い外気温:体温調節のために交感神経がフル稼働
外気温が高くなれば汗をかきます。
汗が蒸発する時に気化熱を奪うことで身体の熱を放出して、
一定の体温を保っているのです。
気温が高く大量の汗をかく夏は交感神経が常に働いている状態になります。
夜間にも寝汗をかくような状態でいると、
本来副交感神経に支配されているはずの
睡眠時間に交感神経がずっと酷使されるようになります。
睡眠時間は本来副交感神経に支配されている時間です。
副交感神経が優位になることで血管が拡張し、
この血管を通して、細胞の修復等に必要な栄養素やホルモンを行き渡らせ、
活動によって破壊された細胞のメンテナンスや老廃物の除去を行います。
睡眠時に交感神経が優位であれば、
傷ついた細胞の修復が満足に行えず、
疲労感が残りやすくなり、細胞の劣化、エイジングを招きます。
②寒暖差:変化に対応し続けなければならない。
朝と晩の温度差はもちろんですが、
冷房による寒暖差が自律神経を夏バテさせる要因になります。
屋外代室内の温度差はもちろんですが、
室内にいても上半身と足元では温度差があります。
こうした温度変化にも自律神経は対応しなければならず、
どんどん疲弊してしまいます。
③紫外線:活性酸素が大量発生!!
紫外線量は5月~増え始め、9月頃までかなり多くなります。
紫外線を浴びると、体内で疲労ののもとになる活性酸素が生じます。
海やプールに出かけた時に、
泳がなくても太陽の光を浴びただけでも
ぐったり疲れることがあるのはこれが原因です。
紫外線は反射・産卵しやすい性質があり、
日陰でもアスファルトなどから反射して人体に届きます。
紫外線には3つの波長、A波、B波、C波があり、
そのうち地上に降り注いでいるのは、UV-A、UV-B波です。
UV‐A波は窓を透過する波長なので室内にいたとしても
知らず知らずのうちに浴びている事が多いので注意が必要です。
まだまだ7月。夏の暑さはまだまだ続きます。
上手にコントロールして、元気に夏を乗り切りましょう!!
この記事を書いた人
お客様の心と体を癒すスペシャリスト
手から伝わる温もりは極上。
三浦 雅美
Masami miura
(ちゅ楽)
2018年7月 4日 17:14