HOME > 整体のお話 > アーカイブ > 体について > 2ページ目

整体のお話 体について 2ページ目

運動習慣を身につけて健康に年を重ねましょう!

運動してますか?

お客様に、「体を動かしてますか?」とお尋ねすると、
「やったほうがいいのはわかってるんだけど…。」
という答えが返ってくることがよくあります。

忙しい毎日の中で、運動のための時間を作るのはなかなか困難。
とはいうものの、運動不足を放っておくと怖~いという記事がありました。

「日本人にいたっては死因の16%が運動不足の影響という。
世界平均が9%であることを考えるとかなり高い。
パソコンの前に座りっぱなしがよくないとわかっていても、
なかなか行動に移せないようだ。」
~Forbes Japan(2017年5年7日)より~

座ってばかりで体を動かさない生活が、病気を生んでしまう…。
コワイですね。
お仕事中を座って過ごし、家に帰って座ってくつろぐ…。
それが体に良くないとは!トホホ。
疲れてるのにねぇ~。

最近では、お仕事中の座りっぱなしを防ぐために、
昇降式の机もあるそうですね。
お客様にお話を伺うと、「ウチの会社にもありますよ。」という声が
聞かれました。

座りっぱなしの生活は、糖尿病や心臓病、癌といった慢性疾患に罹りやすくなる
だけでなく、脳の委縮、認知能力の低下までもたらしかねないとか。
身体を動かすと血流がよくなります。
たくさんの血行が良くなれば、脳への酸素の供給量も増える
ということだそうですよ。
健康に年を重ねるには、運動は欠かせないものになってきているのですね。
厚生労働省は、そのHPの中で、日頃から意識的に身体を動かすことを勧めています。

その内容は、成人で
〇散歩、早く歩く、乗り物やエレベーターを使わずに歩くようにする。
〇一日平均1万歩以上歩くことを目標に。
〇週2回以上、一回30分以上の息が少し弾む程度の運動を習慣に
〇最初の運動としては、まずウォーキングから
としています。
~ http://www1.mhlw.go.jp/topics/kenko21_11/b2.html ~

1000歩で10分くらいだそうですから、一日1万歩とは、
なかなかのハードルの高さです。
おっといけない!
こう言ってできない言い訳をしていてはいけませんね。
ハードル低めからでも、運動習慣を身につけるべくトライ!です。

因みに、運動習慣者とは、
一回30分以上の運動を、週2回以上実施し、1年以上持続している人
だそうです。~厚生労働省のHPより~

まずは、初めの一歩からですね!




この記事を書いた人


   ヨガも本格的に学び
体を知り尽くしたスペシャリスト
   生長 真起子
Makiko Ikunaga

睡眠と関係する大切なホルモン|睡眠は最強のアンチエイジング!


先日睡眠のお話を書きましたが、
もうちょっと
睡眠について突っ込んでみます。
睡眠とアンチエイジングについて
とても関係が深いのをご存知でしょうか。

人間は人生の3分の1に時間を『寝て』過ごすといいます。
睡眠中に体や脳を休息させ、修復再生させています。
健康な心身を保つには睡眠が不可欠なのです。
いつまでも若々しくいること=健康なカラダを維持すること
ともいえます。

睡眠中に数種類のホルモンが分泌されていますが
睡眠と関するホルモンとしては

①成長ホルモン
成長ホルモンは脳の下垂体から分泌され
骨や筋肉、内臓、肌糖等のタンパク質合成や代謝を促進させたり、
肌や髪にハリを与えるなど。まさに修復を司るホルモンです。
睡眠中に分泌される成長ホルモンは、
翌日の脂肪分解に重要であることがわかっています。
※睡眠不足時には逆に
食欲を増すグレリンというホルモンの分泌が過剰になり、
食欲を抑えるレプチンの分泌が減るため、太りやすくなります。
ダイエット、美容のためにも睡眠が大事と言われているのは
この作用のためですね。


②メラトニン
最近では、抗酸化作用がアンチエイジングの観点から注目を浴びています
睡眠を促すホルモンで昼間、明るい光を浴びることで分泌され、
暗くなってから睡眠を促すホルモンです。
また免疫細胞であるNK細胞を活性化させる働きもあり、
がん細胞の増殖を抑えたり、病気の進行を遅らせる効果もあります。
※ブルーライトを浴びると、
メラトニンの分泌が低下すると言われています。
就寝前のスマホやPCの画面を見るのはなるべく控えた方がいいですね。

 
③コルチゾール
睡眠中の体の中に蓄積されているブドウ糖や脂肪などの熱源を
エネルギーとして活用するように分泌され働きます。
睡眠中は抑えられ明け方に大量に分泌されます。
日中の活動のために眠りから覚めさせる
天然の目覚ましのような働きをしています。

いかがでしょうか。
寝ている間にも体の中では、健康でいるための
修復、調整活動が行われているんですね。
いつまでも若々しく元気でありたいと思う方。
快適な睡眠、しっかりとってくださいね!

青葉台で整体をお探しの方は、お気軽にご連絡ください。





この記事を書いた人

    
お客様の心と体を癒すスペシャリスト
手から伝わる温もりは極上。
     三浦 雅美
Masami miura




筋膜へのアプローチがボディバランスを整える

先日、お店をお休みさせていただき、福岡に行ってきました。
「福岡に行った」と言っても旅行じゃありません!
 
【筋膜リリース】のセミナーに行ってきました。
 
 
筋膜とは、全身に連なる三次元に連続した結合組織。
格子状の膜で身体の全てを覆っていることから
『第2の骨格』とも言われています。
 
 
筋肉は損傷すると、ツタ状になった瘢痕組織
(皮膚や筋肉が治癒する過程でみられる固い組織)が
格子状の筋膜に入り込みます。
 
瘢痕組織は収縮も伸張もされないので、
筋膜の広い範囲に存在すると、
筋全体の弾力と可動性が悪くなります。

筋の収縮が不十分になったり、
関節の可動域を制限し
痛みなど様々な不調の原因となることや、
筋膜のどこかに癒着や萎縮が生じると
そこを中心にボディーバランスが崩れてしまうのです。
 

その為、
筋膜へのアプローチが筋肉の可動性を生み、
関節の可動域を大幅にUP。
美しい姿勢を保つためにも、
筋膜の状態を整えることは
必要不可欠なわけなのです!
 
 
今回のセミナーでは、
器具を使って筋膜リリースをするというセミナーでした。
 
アメリカから来た、Gary Lang氏は
USAオリンピック陸上チームアスレチックトレーナーの経験のある、
有名な方らしいのですが、
英語の話せない僕にとっては
通訳の方のほうがすごいと感じてしまいました・・・
 

器具を用いた筋膜リリースをする事により、
筋膜が元の機能を取り戻し、
体全体を自由に動かす事が可能になるそうです。
 
実際にセミナーで、
受講者同士で施術をし動いてみると、
体がスムーズに動く、動く、動くって感じで
とても面白い体験でした。
 
 
 
通常の筋膜リリース施術は、
施術者の手に負担がかかるだけではなく、
筋膜の瘢痕組織が施術後すぐに戻ってきてしまう事が、
アメリカでの研究により証明されているそうです。

器具を使うことにより、
施術者の手にかかる負担を軽減するだけでなく、
短時間で瘢痕組織を検出し、
筋膜の瘢痕組織が戻りにくくするのに、
効果的に治療する事が出来るとの事でした。
 
 現在、アメリカ西海岸で、多くの理学療法士、
また、サンフランシスコジャイアンツや
スタンフォード大学のアスレティックトレーナーに
愛用されているそうです。
 
器具はこんな感じ

DSC_0137.jpg
 
ナイフのようで、ちょっとひいてしまいそうですが、
ちゃんとした施術器具です。
飛行機に乗るときに、検査場を通るのが、
何故かドキドキしてしまいました(笑)
 
 
 
筋膜は骨、内臓器官、血管、神経など
身体のあらゆる構成要素を包み込み、
それぞれの場所に適正に位置するよう支えています。
 
つまり、筋膜へのアプローチが
私たちの身体のボディーバランスを整える
大きな要素だと思います。
 
 
 
というわけで、
筋膜に関する最新の理論と技術を学んできました。

整体のコースやボディリラクゼーションのコースでも
使っていきたいです。


この記事を書いた人



 沖縄生まれ沖縄育ち
カラダがつらい時に頼れる存在です。
 佐久眞 正己
Masami Sakuma

<<前のページへ12

« 整体について | メインページ | アーカイブ | 肩 »