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成人式の思いで

今日は成人式でしたね。

朝、お店へと向かう途中に晴れ着姿の女の子たちとすれ違いました。

多くの人々は、日常生活の中で着物を着る機会はほとんどないことでしょうから、

着なれない晴れ着を着て一日を過ごすのは、結構大変なことですよね。

時々、着崩れた着物姿になっている人を見かけることもありますしね。

それでも、今朝見かけた女の子たちは満面の笑顔で嬉しそうにしていました。

女性にとって、着飾るというのは、テンションが上がる行為だからかな。

はてさて、男性はどうなんでしょう??




成人を祝う。

というのは、古くからあるもののように思えますが、

行政が成人式を行うようになったのは、昭和になってからのことで、そんなに古い慣習ではないのだそうです。

今では当たり前のように、晴れ着を着る日、になってますよね。

晴れ着を着て集まることについては、いろいろと賛否もあるだろうと思いますが、

成人式には、結構思い出があります。



少しばかりへそ曲がりだった私は、「振袖なんか着ない!」と“着せたい”母に反発していたのですが、

「やっぱり着る!」と土壇場で意見を変え、レンタルショップを訪れるも、

時すでに遅し、いいのは残っていませんで、結局呉服屋さんでお振袖を作ってもらうことになりました。

反物を胸に当てて選んでいると、テンションあがってくるんですよね。

「着ない!」なんて言ってたくせに。もうホントに親不孝な私。

そんな私のせいか、どうかはわかりませんが、年末も押し迫った頃、母が病に倒れてしまいました。

成人式当日の母は、病院のベッドで動けない状態でした。

それでも私を気遣ってくれた母は、着付けの手配をしていてくれていました。

履きなれない草履で足が痛くならないようにと、父は前の晩にこっそりと、

私の草履を履いて足への当りを和らげていてくれました。

こっそりと、ここが父らしいところです。

女物の草履を履く父の姿に(実は見ていました)、感謝しました。

今も思い出すとウルッとしちゃいます。

そして当日、お振り袖に身を包んだ私は、母の入院する病院へ。

病棟で振り袖を着ている人なんていませんからねぇ。

ものすごい注目を浴びて、かなり恥ずかしかったのです。

もちろん母はベッドの上で喜んでくれました。

他の入院患者さん達も結構喜んでくれた気がします。

病院の中がパァ~ッと明るくなりましたから。


こうして家族の協力で、成人式に振り袖を着た私なんですが、

なんと成人式には出席できなかったんです。

会場の前で久し振りに会った友達としゃべっていたら、入場制限にひっかかり、

閉め出されてしまったのでした…。とほほ。

家族には言いにくかった~。


そうして、成人式ハプニングは娘へと続きます。(笑)

母になった私は、グッタリな一日を過ごしたのでした。

こちらはまた今度。

子どもの成長を見ることが出来る機会は嬉しいものながら、

親の方は結構疲れるものですよねぇ。

この時期は寒いって言うだけでも肩がこったりしますしね。

そんな時はちゅ楽へいらしてくださいね。

ご来店を心よりお待ちしております。

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