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スタッフブログ 院長 佐久眞ブログ: 2015年2月

バランス

バランスの良いカラダ、バランスの良い動き、バランスの良い姿勢、
 
このバランスということをよく聞きます。
 
 
どのようにバランスをとり、安定させていますか?
 
 
筋力アップして、身体の強度を高めることによってでしょうか?
 
 
バランスをとるためにはもっと筋力をアップさせないといけないと
 
思いがちです。
 
腰痛のお客様に、身体のバランスの崩れを指摘すると、
 
よく言われる事があります。
 
 
 
「じゃあ、もっと腹筋と背筋を鍛えないといけませんね。」
 
って言われます。
 
もちろん、腹筋と背筋のバランスは大事ですが、
 
それだけで腰痛になっているわけではないんです。
 
 
最近、運動指導をされている現場でも、
 
体幹とかコアを鍛えましょう的な運動が流行っています。
 
サッカーのセリエAで活躍している長友選手なんかも、
 
体幹を鍛えて、外国選手に負けないようになったといわれています。
 
実際、コアを鍛えることで安定感は向上します。
 
 
僕も、自分のトレーニングにコアトレは必須のトレーニング方法です。
 
 
何が言いたいかといいますと、バランスが取れている時というのは、
 
頑張っていない時で、力が入っていない時だということです。
 
重力があって、骨格がきれいに配列されていれば
 
最小限の筋力でバランスがとれる状況をつくれるということです。
 
 
肩こりや腰痛に悩んでいて、治療院やマッサージ屋に行って、
 
肩や腰だけ揉んでもなかなか改善できない事はよく聞きます。
 
脚のねじれや骨盤のねじれ等で、身体のバランスが崩れて
 
肩や腰の負担になっている原因がある気がします。
 
 
バランスのいいカラダは、筋力だけではなく骨も大事というお話でしたヽ(*´∀`)ノ

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呼吸と自律神経

今回は呼吸と自律神経についてです。
 
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自律神経は、循環器、消化器、呼吸器などの活動を調整するために、
 
24時間働き続けている神経です。 
 
体の活動時や昼間に活発になる交感神経と、
 
安静時や夜に活発になる副交感神経があります。 
 
 
その2つのバランスをそこなうのが「自律神経の乱れ」です。 
 
不規則な生活やストレスによって自律神経の働きが乱れると、
 
体の器官にさまざまな不調が現われます。
 
 
 
自律神経というのは、意識しなくても働いてます。
 
逆に言うと、自分の意思の通りには動いてくれませんね。
 
心臓の動きを少し止めようと思っても止まりません。
 
 
 
 
普段、呼吸は意識していなくても自律神経によって
 
コントロールされています。
 
寝ていても呼吸は止まらないです。
 
 
しかし、呼吸は僕らが意識してコントロールすることもできて、
 
そして、この呼吸のコントロールで、自律神経そのものに
 
働きかけることができるんです。
 
 
呼吸は、緊張やリラックスの状態と関係していて、
 
身体の姿勢などに大きく関わっています。
 
 
副交感神経が優位の時は、リラックスした状態にあり、
 
深くゆったりとした呼吸になります。
 
交感神経が優位の時は、呼吸も浅くて早くなります。
 
 
浅い呼吸が習慣になっていると、胸郭が拡がらないので
 
背中が丸くなり胸が圧迫されて、カラダの問題に発展します。
 
 
カラダだけではなく、精神状態への影響もあります。
 
緊張状態や恐怖心がある時は、呼吸が浅くなっています。
 
 
さて、その大事な呼吸のやり方なんですが・・・
 
 
いろいろあって腹式呼吸や胸式呼吸、鼻から吸うとか口から吸うとか、
 
いろいろな理論があります。
 
何が良くて、何がダメとは言いきれませんが、
 
自分の一番やりやすい方法が一番いいと思います。
 
 
 
みなさんも呼吸を意識して、自律神経に働きかけてみましょう!

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